山口地方裁判所
令和5年5月28日
益田から山口線をのんびり南下。本当はSLやまぐち号で訪れたかったが、肝心のSLが修繕中なのでどうしようもない。山陰の小京都で有名な津和野も降りずに素通りする。
ところで津和野って山口だと思ってたけどギリ島根なんですね。近くの都会は松江行くより山口行く方が近い気がする…
キハ47は内装もレトロで好きだがこの座席は体に優しくない。そういえばこの日はずっとキハ47系列に乗っていたなぁ…
背中がバキバキになりながら、18時過ぎに県都山口へ到着する。5月末ともなればこの時間でもまだ明るい。
県庁所在地のJR駅で一番地味と言われる山口駅。非電化だし地方交通線1路線のみ、ともなれば致し方ない。。
ちんまりとした駅外観。2021年からはみどりの窓口すらなくなってしまった…
そんな駅から徒歩5分の所に山口地裁はある。
流石本庁。存在感がある…と言いたいところだが堺や姫路といった大規模裁判員実施支部に負ける大きさだ。中核市にある合議取扱庁よりもショボく見える。。
山口市自体が20万人を切る人口で、特例市ですらないので致し方ない…
なおここも向かいにローソンがあるので眺めやすい立地ではある。バス停も目の前でアクセスに抜かりはない。
裁判所は行政の都山口市の官庁街入り口みたいな場所にあり、ここから奥へ行くと城と山口県庁にぶち当たる。
今回は益田から湯田温泉までJRを通しで買うと運賃が上がったので、裁判所からはバスで湯田温泉に向かうことに。おかげで道中その官庁街を眺めることが出来た。
湯田温泉では女将劇場で有名らしい宿に投宿。部屋に黒電話があって歴史を感じた。なおスタッフの大半はインドやベトナム出身らしい名前で、地方都市の温泉街の現状をひしひしと感じた。いや彼らは一生懸命に応対してくれたのでこれが令和のデファクトスタンダードになるのかもだが。
肝心の風呂は、露天は街中にあり車の騒音がうるさくてあまり風情を感じなかったが、泉質は熱めで満足できた。また日月の宿泊で空いていたこともあってほぼ貸し切りでグデッと出来たので良かった。
夕食は街に出て名物瓦そば。見た目でずっとざる蕎麦っぽいものを想像していたのだが、熱した瓦の上で茶そばをじゅうじゅう炒めるアグレッシブな料理であった。パリパリ香ばしくておいしい。
こちらは翌朝撮った湯田温泉駅。白狐が温泉を見つけたという故事から大きな狐の像がありインパクトが大きい。山口から新山口まではICOCAエリアになった。山口大生は湯田温泉が最寄りだが、田舎道を20分歩かないとキャンパスに着かない模様である。
おわり
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