アメリカ西海岸訪問記その5
3月9日(日)
この日はSの通う大学を見てから、西海岸の雄スタンフォードに行き、サンフランシスコ市内のチャイナタウンに戻るという予定を立てた。なかなかの充実具合である。
ヒルトンは高級なので、無料朝食という気の効いたものは無いと判断し、朝8時のSF市内に出る。近所にベーグルの店があったので、ここで朝食を買ってホテルに戻って食べた。
↑うん、朝食大事。 ↑さまざまな種類があるようだった。
2人で20ドル1セントだった。なかなか高い。1セントないなぁともたついてたら店員が「いいよいいよ」みたいな感じで許してくれたが、その後1セント見つけたのでYが渡したら苦笑いしておった。
あとでSに聞くと、1セント硬貨はほんとゴミのような価値しかないので打ち捨てられるらしい…
ベーグルに舌鼓を打った後、ホテルロビーでSと合流する。車を止めたという近所の駐車場に行く前に、私の趣味に配慮して以前あった発砲事件の現場などを見せてくれる。
地元マフィアの抗争で、撃たれた側は死にはしなかったものの重傷を負ったそうである。
←弾痕。鑑識(CSI)が抉り取った跡が見える。それにしても直さないのか…
サンフランシスコとて銃社会と無縁ではいられないことを示す場所であった。
それからは車に乗ると、Sの通う大学へ向かう。市内の南部にあるそれは、サンフランシスコ市が運営する公立大学のようである。日本で例えると名市や大阪市大なのだろうか。学費安いのかな。
↑キャンパスの建物 ↑だだっ広い駐車場。休みなのでガラガラ。ラジコンで遊ぶ人がいたw
↑授業が行われる建物 ↑地下1階、地上3階建て。理系の建物っぽい。
↑廊下。こういうの、ハリウッド映画の学園物で観たぞ。 ↑廊下にはこういう展示スペースもある。サークルが研究成果を載せていたり。
↑教室の1つ。理科の実験室にありそうな机だ ↑茶色い黒板は初めて見た。写っているのは筆者ですw
文系大学しか知らないので、日本でも理系学部はこういう教室なのだろうか。実演しながら講義が出来るというわけである。
ちなみにSが仲良くしている教授の1人はMIT出で、日本のアニメに詳しいらしい。"otaku"は国際語…
教室を出て、別のフロアなども見てから、Sがよく自習している図書館に向かう。道中で退役軍人オフィスやパトカーを見た。
↑退役軍人向けの支援センター。イラク派兵帰りのSの友人も行くという。現代アメリカを感じる。↑大学警察もちゃんといます
S曰く、CCSFのキャンパスポリスは人員が少なく、学生らの反対からなんと非武装(銃を携行していない)なのだという。覆面パトカーに使われるフォードも停まっていたが、もう学生らに車種やナンバーがバレバレなんだとか。駐禁を取るので嫌われている模様。仕方ないね…
↑こちらは覆面パトカー。フォードだ。公用が多くG(government)車と揶揄されるクラウンヴィクトリアかな? ↑大学周辺は緑も多いが住宅もそこそこある。
↑図書館の中。国別の書架があり、日本語の書籍もあった。 ↑Sはここでよく自習をするという。
アメリカでは学歴が仕事・収入に直結するのでみんな必死なんだそうである。反省を強いられる日本文系学生の私であった。
つづく