宇都宮地方裁判所

令和5年8月27日(日)

宇都宮LRT開業の熱冷めやらぬ開業日の翌朝。
軽やかに走行するHU300を眺めつつ宇都宮駅へ。

この日は未乗線区の一つ、烏山線に乗車する予定である。10時33分の烏山線で1時間ほどかけて烏山へ。EV-E301のロングで旅情ゼロだが、鉄路があるだけ恵まれているというヤツである。

発車直前にゲリラ豪雨が降り始めたが、運休にならず幸いであった。隈研吾作の宝積寺駅から非電化路線に分岐。日本の原風景のような景色で、キハ40時代に乗りたかったなぁ…と思った。


終点の烏山駅。蓄電のためホーム部分のみ架線が張られている。
昭和末期に企画された国鉄初のミステリートレインの行先はここだったそうである。企画者の思いとしては、都会の子供たちに蛍が飛ぶような清流を体験させてあげたかったとのことだが。。
いまでも鮎が採れるそうなので、清流が健在であることを願う。

車内は乗り潰し勢も割と多く、行きと帰りで顔触れがあまり変わらなかった。宇都宮に出掛けるらしい制服JK3人組が乗ってきたが今日日曜では…??ってなった。

宇都宮駅に戻り、開業記念グッズを買いあさるなどしてから宇都宮ラーメンなる昼食を採り、午後2時くらいになったので帰路のため東武宇都宮へ。
なお開業記念グッズを買いあさるために宇都宮駅東口のデッキを3往復くらいしていたが、高校の後輩S君とすれ違っていたらしく、後日知人経由で激写された写真が送られてきた。そこにはバリバリ不審者に見える痩せ型のリュック男が写っており苦笑するしかなかったわね。

JR宇都宮〜東武宇都宮はバスの最頻運転区間なので来た奴に適当に乗っても大丈夫、そんなノリで乗ったバスが裁判所の前を通るらしいことが分かったので、東武宇都宮駅前を通り過ぎて裁判所で下車し、地裁訪問となった。



検察は法務合同庁舎、その隣が敷地も大きく裁判所本庁である。

実は前日も車で前を通過しており、その威容は把握済みであった。通り過ぎた当時、同乗のS氏(法学部卒)は「支部かな?」って言ってたけどちゃんと地裁本庁である。確かに規模感が地方の合議取扱庁っぽいのはそうなんだけど。。


例によって報道写真っぽいものを撮る。


モノによっては銘板だけの時があるんですよね、事件報道素材。載せる意味がもはや謎だが。



栃木の司法機関を見た後はいよいよ東武鉄道へ。一昨日入手しておいた株主優待で一気に首都圏へ戻るのである。
再びゲリラ豪雨に遭いつつ、ローソンで下野新聞を入手して東武宇都宮駅へ。この駅を使うのも前回の日光以来なので13年ぶりである。車両以外あまり変わってなくて感動した。


またも旧日比谷線車両。この日は栃木停車の特急が満席だったので、栗橋で区間急行に乗り換えて結局この形式で東京に戻る羽目になりケツが地獄を見た。
なんで34になってまで学生みたいなムーヴをせねばならんのか…と思ったが実は達成感はあったのでたまには悪くないか。

竹ノ塚や北千住あたりでも東京の密集した市街地は恐ろしいほどで、一極集中ヤバすぎだろ…って勝手に車内で怯えていた。
乗り換えた先の常磐線でも乗客の高校生がMARCH卒の親にせめて日東駒専入れられようと強いられている話をしていて、Twitterで良く目にするネタだ!とわくわくした。

やれやれ、大東京の世俗にまみれてしまったなぁ…
東京からはビールをあけながらグリーン車で快適な帰宅をしたので浄化されてよかった…??

おわり

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