豊田簡易裁判所
令和7年5月11日(日)
郵便局の裏、マンションに隠れるように存在していた。
トヨタ自動車の企業城下町、豊田市を管轄する独立簡裁。
豊田市のほか、みよし市も管轄しており管内人口は45万人を超える。
民事は週2、刑事は週1で開廷していて判事一人で切り盛りしているのでそれなりに忙しそう。。
豊田市自体は友人も住み、地元なのでよく来るが裁判所巡りは初めてである。
中核市の裁判所にしては小さく見えるが、通常事件は大規模支部の岡崎行くからなぁ…。
法務省がとち狂ったら1階に簡裁を入居させたマンションとか建てて歳入増加に一役買うのかもしれない。
近くには県の出先機関や市役所もあり、南には法務局、税務署もあり官庁街らしきものを形成している。ボロボロの豊田加茂総合庁舎も絶賛建て替えられ中
そしてピッカピカの市役所前には豊田喜一郎の銅像があり思わず笑ってしまったわね。大トヨタ帝國(グレータートヨタライヒ)は伊達ではない。
なお日本有数の富裕自治体なので、入庁面接はキツイらしい…
もちろんこの日のメインはこんなショボい(失礼)独立簡裁やお役所ではなく…
豊田市美術館の「玉山拓郎:FLOOR」展を鑑賞
美術館を貫くように黒いモノリスが設置されている、とても攻めた内容。
美術館全体を作品に用いていて、普段は外が見える部分もサンゲツの何らかで遮られたりしている。
部屋によっては何も展示が無かったりする。
観客は潜ったり眺めたり、思い思いに過ごしていた。
コレクションも鑑賞し、東京で観たはずのジョアン・ミロなどを愛でる(写真失念)。
こちらは斎藤義重「トロウッド」。幾何学模様が前衛的で良い。
具体美術協会も1枚あった。おばちゃんが友達に具体や吉原治良を解説してて、生身の人間で具体を語っている一般人がめちゃ新鮮だったわね。
おわり
戻る