ソウル西部地方検察庁
いよいよこのシリーズも海を越えた。お隣韓国は首都ソウルの地方検察庁。
38度線ツアーの帰路にコネスト地図を眺めていたら目の前を通過することが分かり、慌ててバスから撮影。
韓国の人気ドラマ「秘密の森」の主人公ファン・シモク(チョ・スンウ)はこのソウル西部地検の検事という設定であった。
首都ソウルは人口も多く広いためか、地検が5か所(中央、東部、西部、南部、北部)に分かれている。
西部地検の管轄はナムウィキによれば麻浦区・恩平区・西大門区・龍山区の4区。人口は全部足すと168万になるらしいので一つの地検が受け持つには十分か。
むしろ1000万人近い東京23区を東京地検だけで管轄してる本邦のほうがいろいろ厳しそうだが…
そんな検察は韓国国内では絶大な権力を持ち、歴代大統領を刑務所や天国に送り続けた結果、解体が決まった模様である…
公訴庁と重大犯罪捜査庁に分けるらしいが、公訴庁の補充捜査をどこまで認めるかで早速クソ揉めているらしく、もう英国の私人訴追にしちまえよ…と思わなくもない。
「秘密の森」でも第2シーズンで警察と検察の捜査権調整問題をガッツリ取り上げており(韓国国内では「用語が難しい」という感想も多かったらしく、人気連ドラが取り上げるには硬すぎる題材だったと思わなくもないが、自分は大好きw)、相棒が気を吐くレベルの日本の刑事司法ドラマがこのレベルに来るのはいつの日の事やら…
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そんな検察から一次捜査権が完全に移行した警察の博物館にも行った。韓ドラで見慣れた制服に階級の解説。ムクゲの花の数で階級が決まる。
「悪の心を読む者たち」で『ムクゲが4つだ』とソウル地方警察庁広域捜査隊課長が自己紹介してましたね(警視正クラスっぽい)
警察記章を動画でカッコよく紹介するコーナーや、VRを生かして制服姿の写真が撮れるコーナーもありました。制服撮るやつは散々楽しんだ後で翻訳アプリ当てたら子供向けって書いてあって笑った
射撃体験コーナーもあって、警視庁の博物館もこれくらい設置して欲しい。弾はさすがに出ないが、フレームは本物を使っているという噂が…
日帝時代の資料も展示されていたが、どう読んでも満州国の教本なんですがそれは…
ある地区隊所長の一生、みたいな展示で預金通帳まで展示されててプライバシーの無さが面白かったw
平日に行ったらガラガラで、一眼レフ持った向こうのガチオタくらいしかいなかったわね。ヒュンダイ・ソナタのパトカーは子供連れに占拠されていたが…
おわり
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