青森地裁五所川原支部
2019年の春休み。3連休に年休を足して4連休を生成した自分は未訪問だった津軽鉄道を訪ねる旅に出た。真冬に逆戻りしたかのような天候の中、噂に聞いていたストーブ列車を堪能し満足のいく旅路であった。
時は巡り2022年4月、NHKで録画しておいた72時間「真冬の津軽の列車にて」を視聴し、津軽鉄道に乗った時の楽しい記憶が蘇りこの思い出を残さねば…と3年遅れで筆を執ったのだった。
五所川原市は人口5万程度の町。五所川原支部は管轄に五所川原市のほか、北津軽郡、西津軽郡、つがる市を含むため管内人口は12万程度になる。
それでも単独庁なので合議は弘前まで行かねばならぬし、裁判員は青森市である。
つがるひまわり基金の事務所があるが、通常の事務所も2軒あるそうなので事件はあるのかな。
浪岡町出身の大学同窓がいたが、彼は進学先のロースクールのある地域で役所勤めになったんだよな。
googleマップで行こうとしたところ池に阻まれ大回りした思い出。
五所川原市役所は建て替えたばかりらしくめちゃ綺麗で羨ましかった。大荷物で見るからに不審者の自分にもロビーの案内係は優しく観光ガイドを渡してくれたのだった。
なお農業委員会事務局の名札を付けていた若い職員だったので、研修の一環で庁内案内係をルーティーンで務めさせているのか…?と訝った。
〇以下は津軽鉄道訪問時の写真たち〇
JRの駅舎からは独立している津軽鉄道五所川原駅
漢数字の時刻表が現役。時間表と呼ぼうか。あえてセピア調に編集してみた。
なお三上枝織が中泊町出身らしく、サインが飾られていて異彩を放っていた。
この日は残念ながらディーゼル機関車ではなくディーゼルカーの牽引であった。津軽中里駅で撮影。
車内は昭和で時が止まったかのよう。素晴らしい。
ストーブでスルメが焼ける。大きすぎて食べきれなかった…残念。素晴らしいことに日本酒も売っている。
訪れる前に六角精児の呑み鉄旅津軽鉄道編をチラ見していたので、津軽中里が放送内容と同じで感動した。六角精児が酔いからぶっきらぼうな質問を投げかけて若干イラつかせてた店員のおばちゃんは見当たらなかったが。
この津軽鉄道も訪問時に中泊町の高校の統合話が東奥日報に出ていて厳しさを感じたが、コロナを経ていよいよ大変だと思う今日この頃、再び津軽へ「乗って応援」に行かねば…と思っている。
今度は気心の知れた飲める奴とストーブを囲みたいものだ。
ちなみにこの津軽旅行、仙台で友人に会った後青森に2泊し津軽を堪能、そして花輪線経由で盛岡に出て岩手県立美術館を駆け足で訪問したのち東京へ一気に新幹線で向かい友人宅に一泊、翌日は埼玉県立近代美術館を訪問して京王ライナー初乗りを果たし最後に八重洲で友人と焼肉して帰宅するというなかなかの強行軍だった。
独り身だからできた旅行ですね。年を取ると難しくなりそうだが、こういう旅行の仕方しか知らない。いざ遠くへ行くといろいろ寄りたいから仕方ないね。
おわり
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