秋田地方裁判所
令和7年7月26日(土)
恒例の夏休み旅行、残り少なくなった未乗線区のうち、奥羽本線と五能線を選び、秋田へと赴いた。秋田市で時間が取れたゆえ秋田地方裁判所を見ることが出来たので記しておく。
大館能代空港で秋田入りし、角館、あきた白神と泊って特急「つがる」で秋田市入り。15時45分発の院内行きまで時間があるのでまず秋田犬に会いに行く。
秋田犬に会えるという秋田犬ステーションではこの行列
触ることは出来ず、ガラス越しに撮影のみ…
ももちゃんというメスで、12歳という。飼い主曰く8歳の時に人を噛んで保健所行きになったところを助けて躾けたという…
ステーションでは秋田犬グッズを売っており、収益が秋田犬保護活動に用いられるという。ゆえに大人買いした結果がこれ。
ステーション以外でも買ったグッズが含まれてるが(秋田内陸線仕様のまさる君など)
秋田県は県を挙げて秋田犬を推しているようで、ナンバープレートが可愛すぎた。
犬を愛でた後は、ステーション近くに県立美術館があるので芸術鑑賞。
ここで観ることのできる(撮影はNG)藤田嗣治「秋田の行事」は必見。撮影不可なのでここで観るしかない。その大きさもさることながら昭和初期の秋田の活況が細部まで描き表されておりずっと眺めていられる。
米屋の倉庫を借りて15日かけて製作したらしく、そのサイズ感がうかがわれよう。
なお藤田は常設だが、「ミネバネ!現代アートタグチアートコレクション」が開催中で、
鴻池朋子「第2章 巨人」。黒い竜巻に不穏な空気がある。
照屋勇賢《告知―森》。手先めちゃ器用…
など気鋭の現代作家の作品が楽しめた。
お昼は西武秋田店にある「佐藤養助 秋田店」で稲庭うどん。暖かいのも冷たいのも両方楽しめる欲張りなセットがあり美味しい。
昼食の後は秋田市立千秋美術館の方で「ミネバネ」展の続きを鑑賞した。神恵内村の文献調査に絡んだアートなど、尖った現代美術が見れる。
そうしてまだ時間があるので裁判所へ赴く。定刻より5分遅れのバスで10分ほど市内中心部の方へ走ると、それは鎮座していた。
建て替えで竣工したばかり。地裁本庁なので風格がある。
建築中はこの空地にプレハブ庁舎が建ってたらしい。検察は裁判所の裏で、暑かったので見に行かなかった。右写真左奥にうっすら写っているらしい…
県庁。人口90万人なのでこれくらいなのか。
市役所。綺麗な庁舎は羨ましいすね。竿灯まつりが翌週に迫っており、竿灯が道路の真ん中に突き刺さっていた。
時間になったので秋田駅に戻る。701系で2時間かけて新庄に向かうのだった…
おわり
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