日本列島8の字の旅
7月11日に宮城球場で楽天VS西武のチケットを取ったが来ないか?という誘いを受けた私は、金月と夏休みを取り3泊4日で鉄道旅行をすることにした。宣言解除もあり、久しぶりの長期旅行であった。ゆえに久しぶりの旅行記を書く。全行程2520kmという恐ろしい大移動の記録である。
2021年7月9日(金)
まずは名鉄で中部空港に向かう。三河に住むようになってから旅行にワンステップ挟む必要があるのが面倒。新幹線利用ならまだマシなのだが、空港が遠い…
中部国際空港ではカードラウンジを冷やかしたのち保安検査を経てANAの機内へ。中部→新潟は距離が短いのでプロペラのボンバルディア機であり、バスで送り出されタラップを上るスタイルであった。バス車内でノーマスクおばさんが出現しマスパセバトル勃発かと身構えたが単なる付け忘れであった。コロナ禍旅行は気苦労が多い…
新潟空港までは45分ほど。ベルト着用サインが消えドリンク提供があったと思ったらすぐに着陸態勢。梅雨空の影響もあってかなり揺れる不安なフライトであった。新潟空港は初めてだったがかなり住宅地が迫っていて新潟空港訴訟を思い出した。
ハードな空路を終え新潟空港に定刻着。荷物を受け取り空港を出ると激しい土砂降り。。早速梅雨に旅行する困難を思い知らされる。
ガラガラの空港連絡バスで雨の新潟市街を中心街方面へ。途中何もない倉庫街近くで高校生が下りて行ったが、乗り換えかな?
30分弱でバスターミナルへ。このまま乗っていれば新潟駅だが今回はあえてここで下車する。
ここで下車したのは昼食がてら、有名なバスセンターのカレーを食べるためである。リニューアルした構内を迷いつつ、目指すそれは1階にあった。
これで「中」480円。地元客も含めほぼ8割がカレーを頼む蕎麦屋…↑
カレーは見た目に反しスパイシーで、辛さを中和するため近くにあった自販機で地元のビン牛乳を飲んでお腹いっぱいに。
そして新潟駅越後線14時23分発を目指し新潟駅へ。新潟駅は工事中で出口がかなり離れていてここも苦労しつつ、なんとか手荷物預かりにキャリーを預けえちごワンデーパスを入手。高架化した新潟駅は初めてで、乗り込むE129も初めて。何度か来た街のはずだが初訪問のような感覚だ。。
列車は4両編成だが立ち客もありにぎわっている。さすが政令市。
天候は最悪だが単線を快調に飛ばす。久しぶりのかぶりつきを楽しんだ。
今日の目的地弥彦線の乗り継ぎ駅吉田までは1時間弱。道中客が降りつつも乗る客も多く、結局最後まで座らなかった。
吉田に定刻15時18分着。ここでは接続があまりよくなく29分も待ちがある。暇するかな…と思ったが柏崎行きで115系が入線し久々の再開に興奮して写真撮ったりしていたら時間が過ぎた。
ザ・昭和と平成晩年が並ぶ↑
115系に満足してから弥彦線ホームに行くとまだ見たことあるE127系が待っていた。中学時代、今はなきムーンライトえちごからの接続列車がこれで絶望したのが最初の出会いだったと思う。
↑E127 ↑念願の弥彦駅。もっと普通の時に来たかった。。
駅からは徒歩15分で弥彦神社へ。参道に人けはなく、心なしか寂しい雰囲気。コロナ関係の注意喚起ポスターも目立ち、ここ1年で街の景色が本当に変わってしまった。残念。
↑弥彦神社本殿。曇天だがその分荘厳な雰囲気。 ↑線状降水帯のおかげで風情が台無し…。
途中水路が濁流になってるのを見て、この村の河川管理者を思った。今の職場に配属になって、道を見るだけで仕事を思い出してしまいよくない。前の部署は病院を見ると鬱っていたのでいい勝負である。パッと切り替えられる人が羨ましい…
そんな思いをかかえながら、もと来た道と違う道で駅へ戻る。途中車窓から見えたファミマに寄ったところ、三条新聞を売っているのを見つけ無事入手した。最近は県紙レベルでは満足しなくなっている。
弥彦駅からは再びE127へ。入れ違いに到着した客が、首都圏からICカードでここまでたどり着いたらしく(燕三条経由)、無計画にしてもほどがあるのでは…ってなった。
吉田駅では接続列車が115系新潟色だったのでまたテンションが上がり無人の車内をバシバシ撮るなどした。。
↑模型泣かせのこの塗装が好き アコモ改装済みというやつかな。↑
柏崎方面からの列車が着き、乗り継ぎの高校生で車内が若干埋まって出発。進行方向のボックス窓側を確保し弥彦線の初乗り区間だぞ…と意気込んだが眠気に勝てず燕三条にも気づくことないまま目覚めたらなんと東三条手前だったorz
東三条からは信越線。またE129が5両でやってくる。43分後のしらゆき3号も気になったが、そこまで待ちたくないので普電の車内へ。車内も空席はなく立ち客がそこそこ。今年の乗車率上位に新津〜新潟間がランクインしたニュースを読んだが、増結や増発もそこまでされない地方中核都市の近郊線が、首都圏ほど手当もされないのでかえって混雑が目立ってしまうのだろう。
西は可部線がえらいことになっているらしいが、あそこはそもそも編成が短くてな…
18時54分に新潟駅へ着く。19時半までの手荷物預かりに余裕で間に合い、無事キャリーバッグを回収し、いざ新潟市街へ…というほどもなく駅前の「葱坊主」へ。ここは東乗務員の友人に教えてもらった名店である。コロナで時短を危惧し宿より先に来た。
どうでしょうの教え(飯より宿)とは逆だが、今回は宿の予約が取れているのでいいだろう。
カウンターに通され、着席。生ビールを頼み、お通しを聞かれる。数種類の食材から酒蒸しにするものを選ぶ贅沢なもの。地魚を選んだ。
↑肉厚な船盛り。なおこれだけで昼食の5倍の値段w ↑酔っぱらうには十分な量のおいしい日本酒たち
インスタ新規登録でアルコール一杯無料、という記載を見つけ、すでに頼んだ生ビールを無料にしてもらおうとフォローしたら新しい生ビールが運ばれてきたので「こりゃしょうがねぇなぁ(^^)」と美味しく頂きました。
さらにインスタ投稿で日本酒一合サービスとあり、夢がかなった投稿をして祐村を頂く。ハマグリの酒蒸しがいい締めのスープとなり、完全に出来上がった形で退店。
店を出て、途中ローソンに寄りホテルへ。階段しかない跨線橋が一番つらかった。。
宿につくと酔いが回り、適当に歯を磨いて横になってしまい、目覚めたら朝5時で夜泣き蕎麦を逃す痛恨のミス。気を取り直して朝風呂に入ったのだった。。
この日の移動…580km7月10日(土)
この日は陸羽東線と陸羽西線で東北を横断し仙台に向かう予定である。友人に買ってもらい郵送してもらった週末パスが活きる。いなほ3号のグリーン車へ。
いなほ3号を始発から終点まで乗りとおすという久々の長距離特急に胸が高鳴る。グリーン車はほぼ貸し切りで、普通車もガラガラだったので、指定でもよかったかなとちょっと思った。まあ身体は快適だったからグリーンで正解か。30過ぎたし、体をいたわっていかんとな。
半室ではなく全室がグリーン。この座席は厚みもありとてもよかった。↑
笹川流れを堪能するため進行方向左手を事前に駅ネットで購入した。隣も来ないので快適な道中である。
天候は曇りだったが、曇天で鈍色の日本海も味があってよい。
笹川流れも終わり、日本海から離れると鶴岡市。晴れ間ものぞいてきて、庄内平野の水田に夏を感じた。鶴岡を出ると余目に止まり、15分ほどで終点の酒田に着く。
↑色が派手ないなほ号くん 701系を見ると東北に来たと思う。実はこの車両結構好き。↑
酒田では乗り継ぎで1時間ほどあり昼食にする。昨夜食べ損ねたラーメンを食べようと車中で検索しており、駅から徒歩10分ほどの中華そば大来軒へ。キャリーケースを引きながら街を行くので肩身が狭い。
↑シンプルな店構え ↑正統派中華そばが嬉しい
チャーシューもたっぷりで土曜の昼下がりの町中華そばに満足しつつ駅に戻る。駅前には酒田市らしからぬ(失礼)タワマンが建設中で、コンパクトシティへの波を感じた。
売店で荘内日報を買ってから0番線へ。キハ110が2両止まっていたが、意外に1ボックス1人の埋まり具合。そういえば18きっぷシーズンで、この列車は“快速”「最上川」だ。
↑専用カラーになっている。
余目まではこれまで乗った羽越本線。そこからが本番の陸羽西線。最上川は50分ほどで終点新庄についてしまうのでうたた寝する暇もない。天候はまたも雨模様で、灰色と緑色の世界を淡々と走る。
古口あたりが最上川の景勝部分だが、残念ながら反対側に座ってしまった。。残念。。。
定刻で14時53分新庄着。乗り継ぎに8分しかない中、自販機で飲料を買い15時発の臨時快速「湯けむり」にあわただしく乗り込む。今度は全車指定席だったので、事前にえきねっとで隣のいない座席を買っておいたので安心だ。
↑臨時表記を目にするのは久しぶり。カラーリングは東北祭り仕様だ。
車内は改装されており、110系従来の固定クロスではなく、JR東標準のリクライニングシートが並ぶ。往年の急行列車のようだ。国鉄時代の急行は固定クロスか転クロなので正確を期すならば往年の急行グリーンとでも表現するか。
車内販売もあり、こちらも往年の優等列車だ。仙台まで2時間40分と余裕もありトイレ付なので、六角精児に習いハイボールとおつまみを買った。
雨は上がったものの曇り空が続く。快速なので快調に飛ばし、瀬見温泉、最上、赤倉温泉と停まる。温泉が多い。
中山平温泉からは宮城県入り。昔KATOのローカル駅舎セットの駅名標、3種類選べるうちの1つがこれだったので使っていたが、実物に来るのは初めて。次は降りてみたい。駅前はかなりさびれていたが…。となりの鳴子温泉の方が規模が大きいので客が取られるのだろうか。そんな鳴子温泉の手前では鳴子峡が一瞬見える。徐行しないので本当に一瞬であった。
↑KATOキットは立派な駅舎だったが ↑気合で撮った鳴子峡の橋
そして峠も終わり、岩出山に出るころには平野部に。仙台が近く感じるがまだ1時間弱ある。古川で乗り換えればいち早く仙台だが、汽車旅を楽しみに来たのにそれは無粋だ。最後の停車駅松島では中年リーマン4人組が飛び乗ってきた。仙台まで一番早い列車を所望したのだろうか。新幹線の橋脚と絡み、周囲がマンションも混じった住宅街になったところで17時40分、定刻で仙台に着いた。
まずはこの日の宿へ荷物を預けに南北線へ。1駅くらいだが、仙台市地下鉄に乗る機会はそうそう無いので1駅でも乗っておく。
宿で荷物を預けた後はあおば通から仙台駅へ、フリー切符の特権だ。
↑少し年季を感じるがホームドア完備。 ↑JR難波のような雰囲気。
仙台駅では別ルート(とれいゆつばさ)でやってきた後輩と合流。目印に河北新報の夕刊を読んでいたが、周りに新聞読んでる人がガチでゼロ人だったので時代を感じた…。
エスパルの食堂街に行き、牛タンと宮城の鮮魚、日本酒で一献。少し遅れて別ルート(WINS巡り)から友人が合流した。
ほぼ半年ぶりに会う後輩と友人に久しぶりの再会と食事を楽しんだ。今回は結婚する友人の招きでもあったがその彼は土曜出勤でこの場に来れず残念。。そののち、少しお腹に余裕をもって宿に戻りちゃんと夜鳴き蕎麦を食べてこの日が完成した。なお後輩も友人もあまり食べていなかったが彼らは夜食に牛タン弁当を買っていたことが後に判明した。牛タン弁当おいしいからね、仕方ないね。
↑輝かしい牛タン(高い) ↑夜鳴き蕎麦。これで無銭とは頭が下がる。
この日の移動…280km7月11日(日)
11時チェックアウトだが、集合時間を見越し少し早めにホテルを出た。南北線で仙台駅に行き、今回は乗れない東西線ホームを散策したのち、土産を買いにエスパルへ。笹かまぼこだけで4〜5軒あってすごいな。
↑東西線ホーム。仙台駅は混雑緩和のため上下分離されている。
仙台駅西口のイーグルスショップ前で友人、後輩らと集合。結婚した友人にお祝いを伝える。付き合いも10年を突破すると家族が増えたりするのう…
まだ梅雨が明けておらず天候は雨だが、今のところぽつぽつと降るだけだった。これ以上悪くならないよう祈りつつ球場へ。仙石線で宮城野原へ。またも205系。
宮城野原ではかなりの数の楽天ファンが下車。久しぶりの球場にテンションが上がる。
↑クリネックスだったのはだいぶ前か。東北ユニフォーム配布日だったので良い記念になった。
↑球場でビール。旨い。大人になったなぁ…もといオッサンになったなぁ…。
観覧車もある楽しい球場内を一周したのち席へ。オペラ座のボックス席のようになっている4人組には居心地のいいテーブル付きの座席だった。予約してくれた後輩君ありがとう。
試合開始直前に雨足が強くなり、しばし中断などする。初夏らしからぬ肌寒さも感じる中、折り畳み傘でしのぐ。後ろにも席があり高らかに差すことができないので背むし男のように丸くなってびしょ濡れで鑑賞することになった。楽天儲かってるから早くドーム球場になって欲しいな…。
↑雨天中止だけは避けたい 雨が弱まると一生懸命養生していた。↑
雨が弱まり1時間弱の遅れでスタート。楽天ファンでも西武ファンでもないので気楽に見られる。友人のうち1人は西武寄りだったが。試合自体はホームランが何本も飛び出す見ごたえのあるものであった。後半は西武が一方的に打たれる場面が多く西武寄りの友人がだんだん沈んでいったのがかわいそうだったな。。
炭谷銀仁朗の移籍後初HRが観れたので、彼のファンには良い試合だったのではなかろうか。なお自分がほぼ唯一分かる選手が銀次なので被るなぁと思った。9回表で楽天の勝利。正確を期すために日経の試合評(共同電だが)を引用しておく。
『【楽天9-3西武】楽天が逆転勝ち。1-3の六回に岡島の2点二塁打で追い付いて七回に鈴木大の3ランで勝ち越し、八回に炭谷の移籍後初本塁打の3ランで加点した。3番手の酒居が2勝目。西武は五回に山川の2ランでリードしたが投手陣が崩れた。』(日経電子版2021年7月11日配信記事より)
↑かなりの点差… 気合の望遠でチアを撮る32歳独身男性。↑
早めに試合が終われば阿武隈急行でも乗りに行こうかと考えていたが、ほぼナイターみたいな雰囲気の時間まで試合になったのであきらめて仙台駅へ皆と歩く。
コロナで上限規制があるはずだが、道中それでも人が多く感じた。20分ほどで仙台駅。再びエスパルで宮城の地酒と鮮魚で一献。
↑夏の冷酒三種セットでほろ酔い ↑くじらもある宮城の地魚たち。
食事を楽しんだ後は、発車ぎりぎりまで土産を買いこむなどしつつ、東北新幹線のはやぶさ42号で東京へ。車中ではデザートの牛タン弁当wを食べた。
後輩との帰路だったが、仕事の話になり、車中で文書作成のコツや日経新聞の読み方を伝授しなんだか出張のようになってしまった。普段の職場では新聞の読み解き方などあまり聞かれない(そもそも皆あまり読んでない)ので、嬉しくなってつい語ってしまった。自分が転職先としてたまに想像する法務畑も、あまりこの国では重視されていないのか十分な人が充てられず、彼は大変苦労しているようだった。
21時4分に東京着。ここからさらに、自分の旅は西へ続く。サンライズ出雲に乗るのである…!
↑夜汽車が出るホーム。newdaysでタオルと歯ブラシを買った。なお出雲市駅ではサンライズセットというものが売っていたがこちらでは単なる今治タオルだった。
↑今宵の宿シングル2階席 ↑次はシングルツインにも乗りたい
↑もはや勝手知ったる6分シャワー ↑ドライヤーの弱さまでビジホを再現(違)
降雨観戦で身体が冷えていたのでシャワーは絶対浴びたかった。21時40分にはホームに行き、速攻でシャワーカードを買いに行く。無事買えたがシャワー室の扉に「故障中」という業務連絡の表記が。車掌に話すと知らなかったらしく、瀬戸の方を使うよう指示された。水タンク持つんかな…。
そんなアクシデントもあったが、部屋で無事に荷物を置き、寝台に上がり込んでいると発車。早速NHKFMを点け部屋を暗くして至福の時間を過ごす。下り列車は関東平野を走るので、小田原くらいまで車窓が明るいので楽しい。さすが東京圏…
戸塚駅で並走する横須賀線。
熱海付近では太平洋の漆黒の闇を楽しみ、そろそろ空いたかとシャワーへ。瀬戸号まで行かねばならず遠くて面倒だった。1度行ったときは2組待ちがあり、傍のラウンジもマイルドヤンキー系グループが占拠していたので自室で待機していたのだった。この次285系新造したらアプリとかで混雑状況表示してほしいな…。まあシングルデラックス乗れば解決なのだが(専用シャワー室が付いている)。
シャワー浴びてさっぱりしたのち、就寝。浜松の記憶が無いので静岡過ぎたくらいで寝たのだと思う。
この日の移動…560km7月12日(月)
明けて月曜日。岡山到着の放送でうっすら目覚めた後二度寝し、起きると伯備線内。どうやらどこかの駅で停車しているようだ。時刻を見ると伯備線は抜けている時刻のはず…と思っていたら放送が。大雨の影響で運転見合わせしているそうであった。
根雨という駅で抑止中とのことであった。動かなければ仕方ない、未乗の境港線か一畑電鉄のるくらいしか予定が無いので、飛行機に間に合えばいいかと再び寝る。
1時間ほどして起きる。いよいよ出雲市到着時刻だがまだ根雨駅。とりあえず朝食として買っておいたパンを食べた。そして、代行バスを手配中と放送が流れる。このまま乗りっぱなしでも自分は構わないのだが…と思っていたが客全員が降りていくので打ち切りはマズいなと降りた。
↑謎の山間駅で降ろされるとは…
シャワーが故障して浴びれなかった苦情を申し立てる客を横目にバスへ。ほぼ座席が埋まっており、気弱そうな同業者の隣に座った。 同業者は道中ガチ寝して寄りかかってくる。昔御堂筋線で同じ感じになって疲労リーマンを支えてたな…と思い起こす(自身も気弱なので起こせない) 米子を通過し、途中対面通行もある山陰道で約1時間、出雲市駅に着いた。 ↑サンライズ出雲で来たかったよ…。 ↑とりあえず駅前で出雲そばを食べる 天候はすっかり回復しているが川の増水で鉄路がすべてダウン。一畑電鉄も全線運休だったので、寝台の疲れを癒すべく駅前の温泉へ。会社の同期に存在を聞いておいて良かった。 ↑帰路の空港バスから撮ってもまだこの水位(斐伊川)。 ↑とても良い駅前温泉でした。 ランプの湯という名前の通り、ロッジ調の内装にランプを模した照明が下げられ、薄暗い雰囲気。露天風呂も備えられていて駅前でありながら充実の風呂だった。 奮発してマッサージも受け、心身ともに軽くなり空港へ。まさか出雲まで来て飯食って風呂入って終わるとは… 空港バスは30分ほどで出雲縁結び空港へ。客は自分以外に女性2人だった。 バスが接続良く組まれているため、空港では1時間ほどしかない。幸い?機材遅れが発生していたので夕食を採る時間ができた。 ↑スサノオラーメンを食す。 ↑メニューとくらべるとちょっと見栄えが…。 ↑湯呑が歴代首相湯呑だった。竹下総理のおひざ元だからかな?菅君の先が出現しつつある今日この頃だが… いよいよ搭乗。保安検査後すぐに待合室という小ささ。飛行機は結局15分遅れだった。 FDAは初めてだが、機内誌も機内サービスも良く、座席も座り心地が良かったのでANAの無い路線では積極的に活用しようと思った。小牧が拠点になっているので個人的に使いやすいぜ。 ↑空港レストランの直ぐ前が飛行機見学テラスになっている。 ↑機内サービスは静岡らしくお茶も選べる エンブラエルのジェット機なので行きのANAより安定感がある。天候が回復した空の上を飛び、虹も見えながら順調なフライトで小牧に着いた。 ↑インスタ映えしそうな虹 ↑小学生ぶりの小牧空港もとい県営名古屋空港 名古屋に帰ってくると旅行が終わった感じがあるが、家まではもう一息ある。あおい交通のバスで名駅へ。大規模接種会場も通るので意外と客が多い。途中から疲れ切った重工の社員が乗ってきて諦めた感じで補助いすに座ったので平日を感じた。休日の出で立ちで荷物だらけの自分は、一刻も早く帰宅すべく名駅に着くなり軽くダッシュして三河方面のこだまに乗り込んだのだった…。 おわり
総移動距離「2520km」